アメリカ

昔、演技者。で見た記憶はあるのに、あらすじ読んでも全然思い出せないでいたから、帰省した際に押入れ漁ってDVDのパッケージ見たら、瞬間にカノンが脳裏に流れだした。
『輪ゴムだ』
視覚って結構、人間の記憶に直結してるんだね。







今日は、遠藤くんまーくん堀井くん観劇。
まーくんに操られお手振りする堀井くん。



話が進む毎に、演技者。で見た内容を思い出して中々、集中出来ずに困った。
演じる人が違えば、空気は自然と違ってくるのは『青木さん〜』や『SHOCK』で判っているから気にならないと思っていたけど、これならば見ておいた方が良かったかな?
逆に思い出す結果になるとは誤算。
途中の女性陣は演技者。と設定が違っていたのでそこからちょっと切り替えが出来た。
『生きる』を強く訴える為に、『宗教』を用いる事には賛否があるだろうけど、何かに必死になると言う事は、結局何かを強く信じる事なんだろうなぁ。
あ、別に舞台は宗教の話じゃありません。
きったないボロアパートでしがない劇団員たち(やなぎしたじっかちゃんずっきーシャカの人)が台本出来なくてぎゃーぎゃー騒いでいる過去と、アパートの主(やなぎした)がアメリカに旅行行って死んじゃってアパート片付けに来た兄さん(あらやん)と元仲間の劇団員の現在の話。
山田はあらやんの部下。


劇中でふざけてだけど、やなぎしたくんの歌声も聞く事が出来たし、挨拶は立ち位置だったし、ずっきーのオタオメ!も会場全体で出来て、楽しかった。
が、空調が寒くて気分が…。
膝掛け身体に巻き付けていたんだけど、ホントきつかった…。
集中出来なかったのはそれも原因かな。



髪を少し切り、黒くしたあらやんはなんかすっごく綺麗だった。
スーツにトレンチなのがまた美しさを増長させていた気もするが、ちょっと神経質っぽい雰囲気がそう見せていたのかなぁ。
だから余計と最後の輪ゴム打ちの無邪気さが悲しかった。


じっかちゃんの騒々しさは身体の大きさもあって、斗真の騒々しさに輪を掛けてうざかった(誉めてます)
身近にいた人が気付くささやかな出来事が、その騒々しさと比例して物悲しかった。


ラストゲームの大黒柱の堂々としたキャプテンとはうって変わって、貧乏劇団員としての未来に夢を持てずにサラリーマンになっちゃうメガネ男子ずっきー。
最後の最後に大くんに挨拶を振られて、『ええっ』て驚いていたけど、本当にお誕生日おめでとう!


朝っぱら見たデコ出し化け物のアテレコver(オーズ)と違ってサラリーマン山田はカッコよかった。
今日は『佐々木(役名)』呼んでもらえてよかったね!


何かに迷っている、葛藤を抱えているやなぎしたくんのお顔が大好きです。
寒くて気持ち悪いと思いながらも、頭抱えてぎゃーすかしてる(本当にぎゃーすか言っている訳ではない)やなぎしたくん見ていると、ちょっと持ち直す(笑)
イライラしてタバコ吸ったり、じっかちゃんとタバコの箱投げつけあったり、箱ティッシュ散らかしたり、万年床にごろんとして毛布被ったりする姿を見ていると、笑顔のやなぎしたも好きだけど、もっとこうドロドロした芝居が見たいと思った。
(だからみずさわくんみたいな役が多いんだなwww)
過去と現在が交差するシーン。
未来を見つめている過去と過去を想像するしかない現在。
兄弟の落差が物悲しかった。


来月は、母親も一緒だし防寒しっかりして帰りにビール呑むぞ!